ドロドロ血液が原因となって起きるもっとも怖い病気は、動脈硬化によって脳や心臓に障害起きることです。
脳梗塞は、脳の血管に動脈硬化が起こり血管が詰まり血液が流れなくなる病気です。血管が詰まると周囲の脳細胞に酸素や栄養が運ばれなくなり細胞は壊死していまいます。そうなると脳の障害が起きた場所によっては、手足の麻痺や言語障害といった症状起こります。また、心臓にも同じことがいえます。心臓は筋肉でできており血液を体中に送り出すポンプの役目をしています。心臓の筋肉にも毛細血管は通っているので、その毛細血管が詰まってしまうと、周りの細胞が壊死していまいます。しかも心臓の筋肉は一度壊死していまうと再生することできません。そのため最初は毛細血管1本であっても次第に増えていき、最終的には命にかかわる心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまいます。
大きな血管であればドロドロ血液であっても比較的スムーズに流れるので、大きなダメージを一度に受けることはありません。しかも毛細血管1本詰まっても周りの毛細血管がカバーしてくれるのでダメージは少なくてすみます。しかし、ドロドロ血液が慢性的であれば、これが重なって大きなダメージを受けることになります。
毛細血管は体中隅々まで通っていて、大動脈の500倍カバーする面積があるといわれています。それだけ体のいたるところで障害が起こる可能性があります。しかし、毛細血管で障害が起こっても自覚症状がすぐに起こることはありません。自覚症状があったときには症状が進行していることが考えられます。知らない間に健康を蝕んでいくことがドロドロ血液の本当の怖さになります。
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