常位胎盤早期剥離とは、早い時期に子宮から胎盤が突然はがれる病気です。妊娠後期の出血の原因の25%は常位胎盤早期剥離が原因になっています。高血圧やタバコ、妊娠後期にアスピリンを服用していたり過去に常位胎盤早期剥離を引き起こした女性などに多くみられます。また、へその緒が短かったり事故による外傷も原因となることがあります。
軽度の剥離であれば、生理と同じような出血であったり腹部に軽い痛みや子宮が圧迫される痛みがあります。また、腹部に外傷を負った場合には出血が全くない場合もあります。
中度の剥離であれば、出血量が増え腹部がかたくなり痛みも強いものになります。これは子宮の強い収縮が一つの原因です。
重度の剥離になると、子宮壁から胎盤が半分以上はがれ母子とも危険な状態になります。症状は中度の場合と似ていますが、もっと極端な症状が出てきます。
超音波検査でも確認はできますが、実際に確認できるは症例の半分に過ぎません。
剥離が軽度であれば、安静にしていれば多くの場合は出血は止まります。行動に制限はありますが数日で通常の生活に戻ることができます。重度の場合は、輸血や分娩など迅速な医療処置をする必要があります。
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