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目の前が暗くなり、クラクラめまいがするのは脳貧血と考えられます。脳貧血は脳へ送られる血液が間に合わず、目の前が暗くなったりクラクラする症状です。
急に立ち上がったときに血液は下半身の静脈に集まります。普通であれば血管の収縮で下半身の血液を心臓に戻す働きをしますが、この働きがスムーズに行えないと心臓に戻る血液が減り、心臓から脳へ送る血液量も減るために脳貧血を起こすのです。
起立性低血圧は、急に立ち上がり3分以内に横になっている状態の血圧と比べ、上の血圧が30o/Hg、下の血圧が15o/Hg以上低下する状態をいいます。上の血圧が100o/Hg以下、下の血圧が60o/Hgの低血圧気味の人は、血圧低下が起立性低血圧ほどなくても脳貧血を起こす場合があります。
起立性低血圧症の症状は、立ちくらみや視野の中心が暗くなる、気が遠くなるといった症状が出ます。また、意識がなくなり倒れることもありますが、血圧が上昇すれば多くの場合1分以内に意識は戻ります。
起立性低血圧症は、体質や糖尿病の合併症、血圧降下剤や精神安定剤の投与で起こります。また、老年者も起こりやすくなっています。
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