突き指はよくあるけがのひとつで、それほど気にとめることもありません。冷やしたり、湿布をすだけで痛みも治まるのでそのままにしがちです。しかし、突き指は後遺症が残りやすい怪我でもあるのです。
つき指は、マッレトフィンガーと呼ばれる骨折と合併するケガがあります。親指や小指が突き指にることが多いと思いますが、特に指の第一関節を強く突き指した場合にはマッレトフィンガーになることもあるので注意するようにしてください。第二関節のがつき指すると靭帯損傷をする場合が多く、患部が腫れ激しい痛みがあります。
マットフィンガーとは、指を伸ばすための伸筋腱が付着した状態で剥離骨折することで、きちんと治療を行わないと指が伸ばせなくなり曲がったままになる後遺症が残ります。また、骨折しなくて伸筋腱断裂でも起こる場合がありますので突き指を甘く見ないようにしましょう。
突き指をして3日しても痛みや腫れがある場合は専門医の診察を受けることが必要になります。
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