野菜には抗酸化成分や抗血栓成分が豊富に含まれています。ビタミンCやビタミンEは抗酸化作用がもっとも強い成分です。最近ではフィトケミカルという多種多様な成分も大変注目を浴びています。フィットケミカルとは、5大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル以外の栄養成分で、体に有益な働きをする成分のことです。植物の色素や香り、アクなどがフィトケミカルになります。
ポリフェノールがフィトケミカルの代表的な成分で、水溶性の成分なので吸収されやすくサラサラ血液にする働きにすぐれていると言われています。また、ポリフェノールをとった30分後には血液の流れがよくなったという研究報告もあります。ただし血流が改善する効果は長く続かないため、ポリフェノールを含んだ野菜類を毎日食べて効果を持続させる必要があります。そのほかに玉ねぎやニンニクなど独特の香りはイオウ化合物で血栓を防ぐ効果があります。
野菜は1食120g以上食べるようにして、1日で350g食べることを目標にします。ボリュームがかなりありますので、食事をしなかったり、外食が多い人には1日350g食べるのはたいへんなことです。必要量を食べるには、野菜を食べるチャンスを逃さないことが大切です。野菜料理は欠かさず食べるようにし、付け合せの野菜も残さず食べましょう。
フィトケミカルは野菜やきのこ、海藻などすべての植物性の食品に含まれているます。ただし1種類の成分をとるより、数種類の成分を一緒にとることで効果は高くなります。緑、赤、黄、白といったカラフルな食材を食べるようにすればさらに効果的になります。
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